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白峰三山縦走最終日(2017/09/05)

2017/09/05(Tue)


北岳バットレス
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夜半から強風が吹き荒れていた所為ばかりではないが、昨夜は前日ほどには眠れなかった。
隣に寝ていた男性は照明が点灯する前に早立ちして行ったが、我々は今日も朝食が5:40からの第2班に
回されたので時間はたっぷりある。
強風の中外に出てみると昨日同様雲海の上に富士山が見えていたが、朝焼けは昨日ほどではなかった。

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昨日の夕食の第2班は満席になるほどの登山者がいたが、今朝の朝食の第2班は9名だけだった。
登山者の姿も疎らになった6:12、2晩お世話になった山荘に別れを告げて広河原に向けて出発する。

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(本日の行程)
北岳山荘(6:12)~吊尾根分岐(7:03)~八本歯のコル(8:00-8:02)~左俣源頭部(8:32)~
二俣(9:28-9:36)~白根御池分岐(10:50)~広河原(11:12)
行動時間:5時間00分  歩行時間:4時間36分(休憩:24分)
歩行距離:7.5km   累計標高差:(+)391m (-)1752m

(Route-Map)                   (標高グラフ)
20170905北岳山荘~左俣コース  20170905北岳山荘~左俣コースG
(クリックで拡大)


昨日の夕食時に山荘のスタッフから、八本歯のコルに向かうトラバース道が途中に落石の可能性のある
大岩が確認され通行禁止になっているため吊尾根分岐まで上り返して八本歯のコルへ行くように言われ
ていたので、強風のなか吊尾根分岐まで220mを上り返す。

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振り返ると昨日の北岳同様、間ノ岳が「また来いよ!」と言わんばかりに見送ってくれているようだった。

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mamatiasも今日は体調が元に戻ったようで、それほど遅れることなく付いて来る。

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     タカネシオガマ
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              ミネウスユキソウとチシマギキョウ
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吊尾根分岐(3100m)に到着。  ここから八本歯のコルまで、上って来た分だけ下る。

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トラバース道の通行止めを知らせる張り紙が貼られている。

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富士山や間ノ岳を眺めながら下って行く。

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9月にもなると見掛ける夏の花の種類も少なくて、同じような花ばかり。

     ミネウスユキソウ
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     イワベンケイ
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     キンロバイ
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八本歯のコルへと落ち込む北岳の東斜面
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圧倒的な迫力のバットレスが見えてきた。
風が治まって来たので岩場の途中でウィンドジャケットを脱ぎしばし撮影タイム。

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バットレスに果敢に挑むクライマーの姿が小さく見えた。

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今日は八ヶ岳連峰も見えている。

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何も言うことがない眺め。  やはり富士山は見ている方が絵になる。

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目の前には鳳凰三山も。 オベリスクも小さいがはっきりと確認できる。

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     真っ赤に色付いたナナカマドの実
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     岸壁の岩肌にへばり付くように咲くタカネビランジ
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八本歯のコルの少し手前に掛けられた梯子状の長い丸太階段を下る。 

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八本歯のコルに下り付いて振り返ると後続の登山者が長い階段を下りているのが見えた。

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間近に見るバットレスがカメラに付けていた標準レンズでは納まりきれないので、ここでザックから広角レン
ズを取り出して交換していると、昨日二度目の間ノ岳の山頂で会った単独テン泊の若い女性が上から下り
て来たので、言葉を交わして先を譲る。

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広角でバットレスの全景を撮るが正面からではないので、実際に見るほどの迫力が伝わらない。

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八ヶ岳連峰
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途中で登って来る登山者数人に道を譲りながら、数え切れないほどの丸太の階段を足を踏み外さないよう
に下って左俣の源頭部へと下り付く。  この先も急な下りは続くが階段下りはこれで終わり。

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滑り易い急斜面を下って行く。  縦走者以外は左俣を上りに使う人が多いのも頷ける。

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9月になっても残る雪渓だが、谷の左側に付けられた登山道には全く雪はなかった。

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     ソバナ
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     タカネナデシコ
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二俣が見えてきた。  ここで小休止を取りさらに下る。

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     往路でも目にしていたフジアザミ
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帰りの飛行機は最終便を予約していたので広河原山荘でゆっくりして14時発の甲府行のバスに乗る予定
だったが、mamatiasが12時のバスに間に合ったら羽田で早い便に乗ろうと言うので、先行する登山者に
次々と道を譲ってもらいながら広河原へと急ぐ。

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広河原山荘に到着したが休む間もなく広河原インフォーメーションセンターへと向かう。

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「さらば北岳、また来る日まで!」
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北岳山荘を出発してちょうど5時間、11:12に広河原インフォーメーションセンターに到着。
甲府行のバスのチケット(1950円)+南アルプスマイカー規制利用者協力金(100円)を購入して、12時発
の乗車待ちの状況を確認するとまだ十分に余裕があるというのでひと安心。
コインロッカーに預けていたサンダルに履き替え、トイレで着替えてからバス停に早めに並ぶ。

1台目は甲府まで行く登山者優先、2台目は芦安駐車場までの折り返し。
25席ほどのシートは甲府まで行く登山者で満席になり、5人ほどが立つことに。
乗合タクシーとバスでは料金は僅か70円しか違わないし、バスは基本的にザックを自分の膝の上に置か
なければならないので、広河原~芦安間なら乗合タクシーに乗る方が楽で良い。

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甲府駅で駅弁とビールを買って、予定していた「かいじ114号新宿行」(14:25発)の指定席に乗り込む。

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新宿から山手線、京急と乗り継いで羽田空港に着いたのは17時過ぎ。

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予約していた最終便より3本早い便に変更が出来たので、21時過ぎには自宅に帰り着くことが出来た。

足音を聞き付け鳴き出すエルの声が家の外から聞こえている。

「エル、ただいま~。 お留守番ありがとうね!」


Comment

RE:お帰りなさい(^.^) 

へこさん、こんばんは。
最後までお付き合い頂きありがとうございました!
我々にはあっという間の4日間でしたが、エルにとっては長い4日間だったと思います。
ペットは文句も言わずに?ひたすら待ってくれるので、なお更不憫になりますね。
外出から帰ったときの鳴き声は喜びではなく怒りなのかも知れませんが・・・^^;
  • posted by higetias 
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  • 2017.09/14 22:22分 
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お帰りなさい(^.^) 

今晩は。
出だしからのトラブルもなんのそので、無事のお帰り、お疲れさまでした。
お二人の絆の強さを感じて羨ましく思いました。
エルちゃんの鳴き声に泪ぐんてしまいました。

RE:お疲れ様でした・・・ 

風来坊さん、こんにちは。
最初に延期を決めたときマイレージは11月まで有効だったので、もっと後ろにスライドしようかとも
思ったのですが、日程調整が難しいのと天気も読めないので、天気が読めているときが良いと判断して
決断したのが良かったようです。
さすがは風来坊さん、ご明察です!(笑)
私が迷わず牛タンを選んだら、mamatiasが同じものをと言うので無理やり煮アナゴにさせました。
食べ比べてみましたが、やはり牛タンの方が私好みでした。 
因みに値段は煮アナゴが150円高い1,250円でした。 いずれも加熱機能付きだから仕方ないですね(笑)
  • posted by higetias 
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  • 2017.09/14 10:44分 
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豊津の信ちゃんへ 

信ちゃん、こんにちは。
確かに、花が多かったら撮るのもアップするのも大変だったでしょうね~(笑)
南アルプス遠征は信ちゃんの方が先に決まっていたのに残念ですね。
昨年の9月は我々も台風で屋久島を直前に断念しました^^; 
良い気候なのに9月の連休はここ6年で5割の確率で台風に見舞われていますね~。
信ちゃん&俊ちゃんは思い出す遠征山行が沢山あっていいですね~(笑)
次はどこにご一緒しましょうか^^
  • posted by higetias 
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  • 2017.09/14 10:28分 
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お疲れ様でした・・・ 

higetiasさん、こんにちは。
3日間、割と良い天気で良かったですね。羨ましいです・・・。
山の写真も楽しませていただきましたが、最後の駅弁が気になりました(笑)
牛タン弁当はhigeさん、煮アナゴはmamaさんと推測しています・・・。
最終便より早く帰れて、良かったですね。
何となく、最終便は疲れが大きいような気がします。
  • posted by 風来坊 
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  • 2017.09/14 10:12分 
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RE:「さらば北岳!また来る時まで!」   

山沢周平さん、こんにちは。
復路吊り橋を渡って林道に出たところから見た光景です。
出発時の朝にも撮りましたが、光の当たり具合で違って見えました。
間ノ岳から荒川三山を眺めながら今年断念された山沢周平さんのことを思っていましたよ^^
南アルプスのポピュラールートと違って山深くアプローチも遠いですが、一度は歩いてみたいところです。
出来れば光~聖~赤石~荒川~塩見と縦走したいですが、この歳ではもう無理でしょうね^^;
島崎三歩の言葉、ありがとうございます!
  • posted by higetias 
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  • 2017.09/14 10:09分 
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RE:お疲れ様でした 

中間の宮ちゃん、おはようございます。
見て頂きありがとうございます!
今回は義弟や娘の助けもあり遠出することができましたが、エルが寂しがっている
のではとずっと気に掛かっていました。
いつもそうですが、外出先から帰ってしばらくは、また置いていかれるのではと
疑心暗鬼が強くなります^^;

  • posted by higetias 
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  • 2017.09/14 09:49分 
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RE:またも言葉にならない 

けいこたん、最後まで見て頂きありがとうございます。
最終日が一番天気が良く、バットレス、富士山など絶景を眺めながら下ることができました。
二人の絶対愛??? 写ってないと思いますけど・・・
僕の爪の垢で良かったらいつでも差し上げますよ。 腹痛を起こさなければ良いですが(笑)
  • posted by higetias 
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  • 2017.09/14 09:40分 
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NoTitle 

プロローグから始まり、超大作、お疲れ様でした~
まだ花が少なかったからよかったですね~(笑)
エルちゃんもご夫妻の足音を聞いて、ほっとしたことでしょう!
mamaさんもお疲れ様でした^^
私の方、南アルプスが台風接近で中止となり、今年は何処も行けず・・・
higeさんのレポで過去の山歩きを思い出しています。
お天気になったらまた何処かへ行きましょう。
  • posted by 豊津の信ちゃん 
  • URL 
  • 2017.09/14 08:58分 
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「さらば北岳!また来る時まで!」 

こんばんは、山沢周平です。
良い言葉ですね!広河原の吊り橋からの景色ですかね?
厳しかったからこその言葉ですよね!充実感が伝わってきました。

私は、若い頃は南アルプスは見向きもしてませんでしたが、
実際に登ってみると、「何じゃ、こりゃ!」てな感じでした。
今年、荒川三山~赤石岳に行けなかったのがとても残念でした。
レポを読んで、改めて来年こそは南のどこかの頂に立ちたいと思いました。
それから、失礼な言い方になるかもしれませんが、mamatiasさんに、
「岳」の島崎三歩の言葉を借りて「よく頑張った!」を贈らせていただきます。
本当にお疲れさまでした。



  • posted by 山沢周平 
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  • 2017.09/13 23:43分 
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お疲れ様でした 

アクシデントの中、ドキドキしながら拝見していました。近場、低山専門の私にはとてもhigeさんみたいにできませんが実にすばらしいですね。羨ましいです!迫力満載の山々をアップの都度、写真見ながらスケールの大きさに感動しながら楽しまさせていただきました。エルちゃんも無事に帰って来たので安心しているようですね。暫く、離れず、お世話してやってください。
  • posted by 中間の宮ちゃん 
  • URL 
  • 2017.09/13 21:33分 
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またも言葉にならない 

本当に!
感動しました。
バットレスの強烈な姿、富士山の美しさ、言葉がありません。
あれもこれも全部絶景!
お二人の絶対愛も大いに感じました。
爪の垢を頂きたいです。煎じるので。(≧∀≦)
  • posted by けいこたん 
  • URL 
  • 2017.09/13 21:13分 
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jinashiさんへ 

jinashiさん、こんばんは。
初日は稜線に上がるとガスで、見えたのは仙丈ヶ岳ぐらいでしたが、2日目、3日目は
ずっと雲上の富士山が見えていて絶景を堪能できました。 しかも往復で2倍。
愛の深さ?はともかくとして二人で無事に歩き通せて良かったです(^^)
天気に恵まれたおかげですかね~。
  • posted by higetias 
  • URL 
  • 2017.09/13 20:09分 
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NoTitle 

地理院地図で追いかけました。
登山口から尾根までの標高差と連続する尾根のアップダウンを・・ピストンとは元気ありすぎです!  厳しい登りの先にこそ絶景が待っているんですね。
私たちは行くことはないでしょうが・・間の岳から対峙する大富士は迫力あるでしょうね。
黙って俺(higeさん)についてくるmamatiasさんとの愛の深さが偲ばれる良きレポでした(^^)
  • posted by jinashi 
  • URL 
  • 2017.09/13 14:42分 
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