2015.04.01 (Wed)
岳滅鬼山(2015/03/31)
2015/03/31(Tue)
先週岩屋公園、岩石山をご一緒した信ちゃん&俊ちゃんご夫妻から、福岡・大分県境の岳滅鬼山への
バリエーションルートを教えて頂いていたのですが、今日案内して頂けることになりました。
平日なのでmamatiasは行けません。 そして、ルートの概要をお聞きしていたので今日は可哀想です
がエルもお留守番です。
待ち合わせ場所の深倉園地に向かう途中、個人の広い所有地に咲く桜の中で一際見事な枝垂れ桜が
目に付いたのでちょっと道草して・・・。
予定よりかなり早く着きそうだったのでJR彦山駅で時間調整したあと、奇岩を楽しみながら深倉林道を
走っていると後ろからお二人の車が追い付いてきたので、8:20に同時に深倉園地に到着。
今日ご一緒するTさんご夫妻もすぐ後に到着されました。
今日までは晴れという予報でしたが天気の崩れが早くなり、14時頃から雨が降り出すようですが、それ
までには下山する予定です。 手早く準備を済ませ予定より30分早く出発しました。(8:40)
取り付きからいきなりの急登が始まり、深倉越までの標高差300mを一気に上がる厳しい登りが続きます。
行く手を阻む木を潜ったり、跨いだりするところも多々あり、今日はエルを置いてきて正解でした。
久しぶりに背負うザックの感触が新鮮に感じられますが、それより荷が軽いのと障害物をクリアするのが
楽なのが何よりです。
取り付いて30分余りで英彦山を遠くに望める高さまで上がってきました。
皆さん山慣れした健脚揃いでグングンと高度を稼いでいくので、遅れないように頑張ります。
自然林から檜の植林帯に変わってくると深倉越まではあと僅か。
標高870mの深倉越まで上がってきました。(9:30-9:35)
周辺の木々にはこれでもかというくらいのテープが巻かれていますが???。
今日の目的だったワクワクルートはここまで。 ここからは縦走路を東向きに進みます。
宝珠山林道への分岐を右に分けるとまもなく浅間山分岐(三国境)に到着。(9:50)
近くには古い道標石が横たわっています。
葉が落ちて見通しの良くなった自然林のなかを気持ち良く歩いていきます。
岳滅鬼山まで200m地点の1010mピークからの大分県側の眺めです。
しゃくなげはほとんど花芽が見られませんでしたが、なかには開花準備をしているものもちらほら。
三等三角点のある岳滅鬼山(1036.8m)山頂に到着。(10:35-10:45)
一休みして隣りの最高点ピーク、岳滅鬼岳(1040m)に向かいます。
岳滅鬼岳山頂(10:54)
ここからは岳滅鬼峠(940m)まで急な下りです。
途中のロープ場には朽ちたハシゴが掛けられていますが、壊れそうなので体重をかけないように・・・。
俊ちゃんさんがしんがりを努めてくれるのでこういう時にしか写真が撮れませんが、軽やかな身のこなし。
所々に峰入り古道の案内が貼られていますが、ここのは向きが逆になっています。
展望岩
英彦山が近くに見えるようになってきました。
最後の岩場もロープを使ってクリアします。
小ピークを越えて下ると岳滅鬼峠が見えてきました。
藩境を示す「從是北豊前國小倉領」の石柱が建っています。 江戸時代日田領の人々はこの峠を越えて
英彦山参りをしていたのでしょう。
ちょうど昼どきなので、ここで昼食を摂りました。(11:27-11:57)
縦走路と分かれ、大南林道に向けて下ります。
良く手入れされた檜林
大南林道に出る途中の林道は大雨の影響でしょうか、水にえぐられてひどい荒れ様でした。
「大南林道をのんびりと・・・」と言いたいところですが、草木峠を越えるまでは25分ほど緩い上りです。
峠の手前で、縦走路で今日唯一出会った男性登山者と再会しました。 大権現から周回されていた
この男性は我々とは逆に深倉越から初めて下られたそうで、迷い易い箇所にテープを付けてきたと
言われていました。
障子ヶ岳を見上げながら峠を越えるとすぐに障子ヶ岳の登山口。
岩峰の壁には貼り付くように咲くゲンカイツツジやミツバツツジを楽しみながら深倉林道をのんびりと。
沿道にはクロモジの花もたくさん咲いていました。
天気も何とか持ってくれて、雨が降り出す前に深倉園地に戻って来ることができました。(13:48)
案内して頂いた信ちゃん&俊ちゃんご夫妻、ご一緒頂いたTさんご夫妻、大変お世話になりました。
おかげで今日は楽しい一日となりました。
ただ、独りで留守番させられていたエルが案の定腹癒せの悪戯をしていたのが・・・・・。
(本日のルートはこちら)
悟空さんへ
教えてもらっていたルートを直ぐに案内頂いて有難かったです。
俊ちゃんさんに比べたら私なんかまだまだひよっこですが、この先成長はないでしょうね(笑)。
ただ健康で出来るだけ長く山を楽しみたいと願って止みません!