higetiasのエンジョイ・ライフ

 higetias&mamatiasの日々徒然・・・

Entries

近江の文化財探訪の旅最終日(2013/10/06)

2013/10/06(Sun)




2013年近江の文化財探訪の旅も最終日を迎えました。

ホテルでの朝食前に長浜市街地の長浜八幡宮や大通寺に出掛けてみましたが、大通寺は大改修中でした。
JR長浜駅そばに保存してある旧長浜駅舎にも立ち寄りました。

PP1010301s.jpg 



     PP1010302s.jpg 



     PP1010306s.jpg 



     PP1010311s.jpg 



一旦ホテルに戻り朝食を摂ったあと、福井県越前市に向かいました。


大滝町にある大瀧神社です。

秋祭りを控えて、氏子の方々でしょうか?大勢で広い境内の一斉清掃をされていました。 ご苦労さまです。

PP1010316s.jpg 


本殿・拝殿(いずれも国重文) 1843年(江戸末期) 複合社殿 檜皮葺
PP1010325s.jpg 

・本殿は三間社流造向拝一間、拝殿は入母屋造妻入りで桁行三間梁間一間
・本殿向拝屋根を延長し入母屋造妻入りの拝殿に連結して葺きおろした複合社殿で、永平寺の勅使門を
  創り上げた 名棟梁大久保勘左衛門の手になる。
・本殿の屋根には千鳥破風、唐破風を載せ、拝殿の向拝に縋(すがる)破風を設けさらに唐破風を載せて
  重厚感を出している。
・床高は拝殿浜床、拝殿床、本殿浜床、本殿床と徐々に高くなっている。
 


PP1010317s.jpg 

・拝殿正面には獅子、龍、鳳凰、草花の精巧を尽くした彫刻が施されている。



PP1010322s.jpg 

・側面には中国の故事に因んだ丸彫りの彫刻。
・整石積の基壇の上に三段の亀腹さらに二手先の腰組上に本殿が建つ。
・本殿と拝殿が一体化された権現造は通常本殿と拝殿の間に石の間を設けるが、ここは石の間がなく
  吹き流しとなっている。

内容的にはいろいろと興味深いものがありましたが、個人的な好みとしてはいまいちといったところでした。



次に向かったのは、大塩八幡宮です。


PP1010328s.jpg 


ここは拝殿のみが重要文化財です。


拝殿(国重文) 室町末期? 入母屋造杮葺 正面七間側面四間
PP1010330s.jpg 

・簡素ななかにも落ち着きのある大型の長床式拝殿。


拝殿背面(本殿側より)
PP1010334s.jpg 

・正面五間側面二間の身舎の四周に一間の庇を設ける。
・柱はすべて円柱で、間仕切り、壁、縁、周囲の建具等を設けない開放的な構造である。



敦賀市に移動し氣比神宮(越前国一宮)にも立ち寄りました。


ここの見どころは大鳥居です。

氣比神宮大鳥居(国重文) 1645年
PP1010342s.jpg 

・寛永年間(1624-1644年)に佐渡の旧神領地・鳥居ヶ浜から奉納された榁(むろ)の大木を使って建立された
  と云われる両部鳥居(四脚鳥居)。
・ 木製の鳥居としては、春日大社、厳島神社の大鳥居と並んで日本三大鳥居に数えられる。



同じく敦賀市の西福寺 です。


阿弥陀堂(国重文) 1593年建立 入母屋造桟瓦葺 桁行五間梁間五間向拝一間 一重裳階(もこし)付
PP1010350s.jpg  

・朝倉氏城下の越前一乗谷に室町時代建立の前身建物(禅宗様仏殿)の部材を利用し移築されたと云われる。


御影堂は平成の大修復が行われていました。

御影堂(国重文) 1811年再建 入母屋造桟瓦葺 桁行七間梁間六間向拝三間
PP1010351s.jpg


御影堂側面と阿弥陀堂に続く渡り廊下
PP1010353s.jpg 


この寺は1982年以来実に31年ぶりの再訪でしたが、阿弥陀堂、御影堂、書院および庫裏が重要文化財に
指定されたのは平成20年のことですから、当時の文化財は書院庭園だけだったようです。

書院庭園(国の名勝) 江戸中期
PP1010355x.jpg 


     書院から庭園越しに御影堂
     PP1010356x.jpg 


三門を入った参道の両側に一対のスダジイの老巨木があり、1983年に市指定天然記念物になっています。
御影堂に向かって左の株は「新日本の名木100選」にも選定されているようです。

     「新日本の名木100選」のスダジイ
     
     PP1010360s.jpg 



            PP1010359s.jpg 



昼どきになったので再び長浜市に戻り、高月町で偶然に地元のグルメの店を見つけたので入ってみました。

味噌味のスープととり肉と白菜だけの鍋で「とりやさいみそ」と云うそうですが、白菜の量が半端じゃないです。 
お好みでとり肉の替わりに豚肉も選べます。 シンプルな鍋ですがとても美味しかったです。
味噌スープは販売もされているようですから家庭でも手軽に食べられているのかも知れません。 

     とりやさいみそ
     PP1010361s.jpg 



今回の締めくくりは高月町の向源寺(通称渡岸寺観音堂)の国宝十一面観音立像です。


     PP1010365s.jpg 


国内に素晴らしい仏像は数多くありますが、私がこれまで出会った仏像のなかでは間違いなく心を奪われたもの
の一つです。 国宝に指定された十一面観音は七体しかありません。 国宝の仏像と個人的に感動を覚える仏像
が必ずしも一致するものではありませんが、そのなかでもこの仏像は特別な存在と言えます。

十一面観音は今は観音堂横の展示館に収蔵されていて、360度全方向から拝観することができます。


(仏像の写真撮影は不可なので、絵葉書の写真を喝采します。)


         Pdouganji1s.jpg 

・前三面が菩薩の慈悲相、左三面が瞋怒相、右三面が狗牙上出相、頂上の一面が如来相


         Pdouganji2x.jpg

・特徴のひとつとして本面の両耳たぶに大きな耳璫(じとう 鼓胴式の飾り)をつけている。


         Pdouganji3x.jpg 



         後一面の「暴悪大笑相」
         Pdouganji4x.jpg


7年ぶり4度目?の訪問でしたが、何度訪ねても感動してしまいます。



そろそろ解散の時刻が迫ってきました。

米原駅前でレンタカーを返却し、駅へと移動します。 


     PP1010368s.jpg


東京へ戻る皆さんと別れて、私は昨日昼食でお世話になった友人にもう一度会うために能登川へ向かいました。





Comment

Comment_form

 パスワード必須
管理者のみに表示  | 非公開コメント: 投稿可能

左サイドMenu

ティアス&エル

Calendar

04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

New diary

Archive



Profile

higetias

Author: higetias





Mail form

Name:
Mail address:
Title:
Message:

当ブログへのお問い合せはこちらからお願い致します。

右サイドメニュー

Search in the blog

QR code

QR

Counter