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九州脊梁山地を歩く三日目 扇山から霧立越(2013/09/16)

2013/09/16(Mon)





最終日の今日は霧立越の南端に位置する扇山に登り、白岩山(水呑の頭)まで霧立越を歩きました。

今日もまだ風が強そうですが、天気は良さそうです。 お世話になった道の駅「清和文楽邑」を6:00に出て椎葉
村に向かいました。 椎葉村役場の手前から右折して県道142号線に入り、トンネルを抜けて峠を越えると日向
椎葉湖と上椎葉ダムが見えてきました。

P9160128s.jpg 


このダムは日本初の大規模アーチ式コンクリートダムです。 多くの殉職者を出す難工事で足掛け6年の歳月を
要して1955年に完成し、その後の日本のアーチ式ダムの礎となった歴史的なダムです。

このダムを訪れたのは35年ぶりぐらいになるかも知れません。 五ヶ瀬町や椎葉村周辺の道路は当時に比べる
と随分と整備されました。

下の平の標識を目印に右折します。 

     P1070089s.jpg 


しばらく行くと路肩に道路規制予告の看板が出ていました。

     P1070094s.jpg

この先100m先、災害復旧工事コンクリート打設のため9月16~30日中の3日間全面通行止めと書かれてい
ます。 よりによって本日13:00~17:00がその日に当たっていました。 ちょうど下山して戻って来る時間帯
です。 どうするか考えを廻らしながら取り合えず先に進みます。

県道分岐から約6.3km、狭くて落石の多い舗装道を上って行くと内の八重からの林道と出合いました。 ここか
ら鋭角に左折すると新しく舗装された道が約1km続きますがその先は路面の荒れた未舗装道路になります。 
途中の右手に旧松木登山口も見えてきました。 今は廃道になっているようです。

     P9160194s.jpg 


未舗装道路を1km進むと左手に見晴らしの良い広い駐車場がありました。 

     P1070097s.jpg 

道の駅からここまで55km、1時間半の道のりでした。 標高は1340m。

林道の右手に扇山登山口の案内が見えています。

     P1070098s.jpg 


駐車場には長崎ナンバーの車が1台だけ止まっていて、すでに出発されていました。

通行止めの件をどうするか結論はまだ出ていませんが、気温10℃、時折強い風が吹くなか取り合えず出発しま
した。 (8:08)
 
     P9160137s.jpg 


なだらかな登りが直線的に続き、やや勾配がきつくなった1500m付近で直角に向きを変えると道はフラットに
なります。 登山口から25分くらいのところ。

     P1070107s.jpg 


フラットな道を快適に歩いていると前方20mほど先で突然物音がしたので見ると、右手の急斜面を大きな猪が
身軽に駆け下りて登山道を横切り左の斜面に消えていきました。

やがて右から旧登山道が合流しました。(8:42)  

     P1070109s.jpg 


旧道分岐を過ぎるとやや勾配がきつくなってきましたが長くは続きません。

           P1070112s.jpg 


霧立越と扇山の分岐点にある扇山山小屋が見えてきました。(8:55)

     P1070113s.jpg 


簡易トイレもあり、中はきれいに整理整頓された立派な小屋です。

     P1070117ss.jpg


一休みして扇山へ向かいます。(9:00)  山頂までは600mの距離です。

     P9160139s.jpg 


大きな岩の横を巻くように登っていきます。

     P1070122s.jpg 


南側の展望が開けた岩場に上がり着くと山頂まで5分の案内板が割れて落ちていました。(9:13)

     P1070125s.jpg 


この岩場はツツジ岳と云うらしいです。

     P1070150s.jpg 



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ツツジ岳から先はシャクナゲが群生している道を一旦下っていきます。

     P1070130s.jpg 


山頂への最後の登りに差し掛かりました。

     P9160149s.jpg 


ひと登りで扇山(1661.7m)の山頂に到着です。(9:16)

     P1070133s.jpg 



           P1070142s.jpg 


北の方向に霧立越の稜線が延びています。

P1070141s.jpg 


山頂には先行者が5人いましたが、我々が着いたあとすぐに内の八重の方から15人ほどのグループが続々と
上がってきて、狭い山頂は瞬く間にいっぱいになってしまいました。 先行していた5人と後続のグループは複数
の山の会合同の沢登り研修会の参加者のようでした。

     P1070138s.jpg


団体さんが山頂で休憩されるようでしたので、写真だけ撮って山頂をあとにし、9:45に山小屋まで戻ってきました。

さて、これからどうするか結論を出さなくてはいけません。 
駐車場に止まっていた長崎ナンバーの車の持ち主とはここまで出会わなかったので、霧立越を先まで行かれた
のでしょう。 ここから引き返してしまうと時間が余り過ぎてもったいない。 かといって、先に進んでも13時まで
に工事区間を抜けるとなると中途半端なところまでしか行けません。 念のために看板に書かれていた工事会社
に連絡を取ってみると、山小屋からは電話がつながり17時以降は間違いなく通れることが確認できたので、16
時下山を目標に先に進むことにしました。
7km先の水呑の頭までなら6時間あれば充分下山できると判断して山小屋を出発しました。(10:00)

     P1070153s.jpg 


見晴らしの丘(10:12)
P1070156s.jpg 


素晴らしい眺めです。 向霧立越と呼ばれる九州中央山地の山々が見渡せます。

P1070157s.jpg 


陽射しは強いのですが空気は乾いていて、気温も10°前後なのでほとんど汗もかかずに気持ちよく歩けます。

見晴らしの丘からしばらくして一人の女性と出会ったので、長崎ナンバーの人かと思い訪ねたら違っていました。
ゴボウ畠から扇山まで往復される方でした。 


     平家ブナ(10:25)
     P1070231s.jpg 


     二本ブナ(10:55)
     P1070167s.jpg  


二本ブナを過ぎたところでまた一人のご婦人と出会ったので、訪ねると長崎ナンバーの車の持ち主でした。
通行止めの件を話すと知らなかったようです。 時刻は11:00、急げば何とか間に合うかもと話すと、大急ぎで
下山して行かれました。 間に合うといいけど・・・。

     馬つなぎ場(11:11)
     P1070172s.jpg


山小屋から馬つなぎ場まで3900m歩いてきました。  水呑の頭まではあと3100mです。

     P1070171s.jpg  


見晴らしの岩に立ち寄ってみました。(11:26)

     P1070178s.jpg 



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先ほどまでいた扇山(中央)があんなに遠くなりました。

P1070176s.jpg 


ようやく水呑(水場への分岐)に到着しました。(12:15)  水呑の頭までもう少しです。

     P1070189s.jpg 


水場分岐からわずかで水呑の頭分岐です。(12:18)  ここから右折して水呑の頭に向かいました。

     P1070190s.jpg 


     水呑の頭(国土地理院の地図では白岩山)(12:23)
     P1070192s.jpg 


ここまで来ると欲も出てもう少し先の白岩山まで足を延ばそうかとも思いましたが、帰宅する時刻も考えて今日は
ここで13:00まで昼食休憩をして来た道を引き返すことにしました。 
 

帰路、1m先の登山道にいたマムシ君を驚かせてしまったようで、スズタケの中に身を隠してしまいました。
踏まなくてよかった・・・。  どこに隠れているか分かりますか?

P1070206s.jpg 


扇山が少し近づいてきました。

P1070209s.jpg 


往路では気付かなかった紅葉です。

       P1070218s.jpg 


見晴らしの丘まで戻ってきました。(15:04)

       P1070234s.jpg 


ほぼ予定通りに山小屋まで戻ってきました。(15:18-15:25) 

     P1070241s.jpg 

少し休憩してから下山を開始しました。

往路に気が付いていたのですが、山小屋そばの水場から延々と引かれたホースが登山口近くで無残にもボロ
ボロに破れていました。 猪か鹿が噛み破ったのでしょうか?

           P1070257s.jpg 


16:05、駐車場に戻ってきました。
今日歩いた距離は18.6km、ゴボウ畠から扇山までの往復が19.0kmですから、新松木登山口までの移動
距離や時間を考えると、ゴボウ畠から往復する方がよかったかも知れませんが、新松木登山口から扇山の
ルートは初めてだったので、これはこれで良しとしましょう。

     P1070263s.jpg 


駐車場を出てすぐの道路際で帰化植物のビロードモウズイカを見ることができました。 

           P1070276s.jpg 


未舗装林道の途中にはこんな倒木箇所も。

     P1070278s.jpg 



     P1070285s.jpg 


まだ17時前でしたが、かなり下ったところで軽の四駆が上がってきたので聞いてみると、工事箇所はすでに
通行できるようになっているとのことでひと安心、無事に通過することができました。

     P1070286s.jpg 


長崎のご婦人が無事間に合ったのかどうか気になっていましたが、お礼のメモがワイパーに挿んであるのに
気が付いたのは登山口を出発してから40km以上も走ったあとでした。
メモには「おかげで12:30に下山することができました」と書かれていました。 
どうやら間に合ったようで良かった良かった。


あとは松橋IC~自宅までひたすら走って21時に無事帰宅しました。


今回も何とか天気にも恵まれて楽しい山歩きが出来たことに感謝です。




Comment

悟空さんへ 

こんばんは。
見晴らしの丘とはいいネーミングですね。 
いい眺めで四国の三嶺からの縦走路を思い出しました。
水場は小屋のそばにあるのでホースの破れは影響ないのでしが、
水の出は良くありませんでしたし、飲むには勇気がいる水でした。
昼間に行動しているマムシは多分子を宿しているメスだと思います。
気を付けないとうっかり踏んだりしたら大変です。
早く気温が下がってほしいですね。
  • posted by higetias 
  • URL 
  • 2013.09/25 17:52分 
  • [Edit]
  • [Res]

NoTitle 

おはようございます^^
見晴らしの丘とても眺めがいいですね^^
山小屋も水が来ていれば助かりますが破れているのですね~
動物に悪戯されたのでしょうね...
気温10度標高が高いと汗も吹きださずいいですがまだマムシさん(驚)
がいたのですね(怖)お天気に恵まれ本当に良かったですね^^
  • posted by 悟空さん 
  • URL 
  • 2013.09/25 07:02分 
  • [Edit]
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