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大隅地方遠征最終日 高隈山縦走(2012/11/25)

2012/11/25(Sun)




大隅地方遠征最終日の今日は高隈山の部分縦走で、計画では8時間近く山の中にいることになります。
しかも、スタートするスマン峠登山口までは垂桜集落の先から荒れた林道を9kmほど走らなければいけ
ませんので、余裕を持って早めに行動を開始します。

(本日の予定コース)
スマン峠登山口~スマン峠~大箆柄岳~スマン峠~妻岳分岐~御岳~妻岳分岐~妻岳~妻岳分岐~
スマン峠~スマン峠登山口

 
6時に荒崎パーキングエリアを出発し、昨夜場所を確認していたコンビニに寄ってから、ナビに従って走り
ますが、ここでトラブル発生です。

昨夜設定していたナビが違ったルートを選択していたことに気が付かず、猿ヶ城渓谷の方へ向かっていた
のです。 確かにスマン峠登山口へは猿ヶ城渓谷から延びる林道を通ったほうが近いのですが、渓谷の
先で通行止めになっています。 県道71号線に戻るべく、「森の駅たるみず」の手前でUターンしました。

幸い大きなロスではありませんでしたが、地図データが古いナビでもあり、過信は禁物です。

大野原林道は未舗装になると、ときどき車が大きく揺れたり底を打つところもありますが、勾配もなく思った
より走り易い道でした。 ただ道幅が狭いので慎重に走ります。 もうひとつの垂桜登山口までは集落から
15分でしたが、そこから更に5kmほどに23分もかかって7:28にようやく到着しました。
垂桜登山口にはすでに福岡ナンバーの4WDが1台止まっていましたが、こちらは誰もいません。

準備を済ませて予定より30分遅れの8:00に出発しました。 気温は2℃でした。

P1050235s.jpg 


いきなり急登の階段ですが長くは続きません。

P1050237s.jpg 


「一、九坂」までは比較的なだらかなアップダウンもある登りです。 水呑場とありますが辺りに水場は見
当たりません。 下の方の谷に水が流れる音が聞こえていますが、下りていく踏み跡も判りませんでした。

P1050239s.jpg 


ここから、段差もある厳しい急登が始まります。 木の根を頼りに攀じ登り一歩一歩前進して、8:55に
スマン峠に登り上がりました。 予定より5分早くいい調子です。 

P1050242s.jpg 


ここから尾根道を左に行くと高隈山の主峰大箆柄岳(おおのがらだけ)、右に行くと妻岳、御岳(おんたけ)
方面です。 先に大箆柄岳に向かいます。 しばらくはフラットで歩き易い照葉樹のなかを歩きます。

        P1050247s.jpg



PB256355s.jpg 


木々の切れ間から手前のピーク小箆柄岳が見えています。

P1050250s.jpg 


やがて道はスズタケのトンネルに変わりますが、人一人が歩ける空間は確保されていて助かります。

        P1050252s.jpg


峠から20分で小箆柄岳への分岐に着きました。

P1050253s.jpg 


小箆柄岳の山頂まで20分とありますが、スズタケの薮コギを強いられそうなので即パスしました。
その後もスズタケのトンネルが続き、視界のない我慢の登りを強いられます。

そもそも「箆(の、へら)」とは弓矢の矢柄の意味があり、ヤダケなどの笹の仲間で作られていたそうです。
山の名前に「箆」の字が使われているということは、スズタケなども同じように利用されていたのでしょうか?

        P1050258s.jpg


大箆柄岳も見えてきました。

P1050259s.jpg 


山頂手前のピークに上がり着きました。 山頂まではあと僅かです。

P1050262s.jpg 


10:00ちょうどに山頂に到着しました。 遠くは少し霞んでいますが景色を楽しむことができました。
 
大箆柄岳(1236.4m)
P1050268s.jpg


今歩いてきた稜線の先に三角形に尖った妻岳とその左向こうにこれから行く御岳が見えます。
 
P1050285s.jpg


妻岳の西側には双子岳、平岳、横岳、白山(はっさん)と続く高隈山の稜線が見えています。
次に来るときはあそこも縦走してみたいですね!

P1050263s.jpg 


主峰から見る高隈山の全容
PB256365s.jpg 


垂桜登山口に止まっていた車の方(々?)と何処かで会うかもと思っていましたが、ここまで誰とも会いませ
んでした。 10分近く眺めを楽しんでから来た道を引き返しましたが、スマン峠の手前で今日初めて登山者
と出会いました。 テレビ塔下登山口から御岳、妻岳と縦走して大箆柄岳で折り返すと言われる年配の男性
でした。 妻岳に登るのは今日で310回目とのことでした。 また、今日は東の風なので桜島の灰も少なくて
条件がいいとも言われていました。 それでもザックなどがスズタケに触れたりすると積もった灰が舞ってい
ましたが・・・。 

スマン峠で一息入れて、妻岳の分岐に向かう途中でやっと福岡から来た4人組(男性1人、女性3人)と出会
いました。 聞くと昨夜のうちに垂桜登山口に着いてテント泊し、朝5時にスタートしたということで、御岳まで
縦走して折り返してきたところでした。 大箆柄岳まで登り返すのが大変なのでスマン峠から下りて林道を戻
るとのことでした。 「頑張ってくださ~い。」と声を掛けてお別れしました。

妻岳の山頂へは帰りにピストンすることにして、そのまま御岳を目指します。

PB256369s.jpg 


山頂手前の急登を登ります。 山頂直下は特に勾配がきつく、ロープも設置してありました。

        PB256373s.jpg


ちょうど12:00、スマン峠から1時間弱で御岳の山頂に到着しました。  
山頂ではテレビ塔下登山口から来られてちょうど昼食中だった団体さんが大勢で迎えてくださいました。
ワンこを背負った登山者が珍しかったのか、注目の的になってしまいました。 

P1050314s.jpg 


生憎とゆっくり景色を楽しむ間もなくガスが流れてきたので、我々も山頂下の風の当らない場所を選んで
簡単な昼食を摂りました。 その後出発の準備をしていると最初に会った男性が戻ってこられました。
再び山頂に戻ってみると団体さんはすでに下山していて、家族連れがいただけでした。 

御岳山頂(1181.6m)
P1050321s.jpg


ガスも切れ出して妻岳も再び姿を見せ始めたので、写真を撮って12:42に妻岳に向けて急坂を下りました。 

PB256382s.jpg 


妻岳分岐まで戻りますが、今日の状況からするとこれから先はもう誰とも会うことはないようです。

P1050324s.jpg


妻岳分岐です。 ここから妻岳までピストンします。 標高差は120mくらいです。 

121125-P1050325s.jpg  


やがて目の前にそそり立つ妻岳が見えてきました。 距離は短いですがかなりの急登が待っていそうです。

        121125-P1050327s.jpg   


        山頂手前の急登
        121125-P1050330s.jpg  


分岐から15分で山頂に登り上がりました。

妻岳山頂(1145m)
P1050346s.jpg 


西に双子岳、平岳、横岳  
121125-P1050334s.jpg


南東に先ほどまでいた御岳
P1050337as.jpg


北に小箆柄山、大箆柄山
P1050342s.jpg  
 

時刻は13:30、そろそろ下山することにしました。

本日三度目のスマン峠です。 ここから登山口に向けて急坂を下ります。 

121125-P1050351s.jpg  


この山でもツチトリモチを見ることができました。

P1050354s.jpg 


ツツグリにも出会えました。

P1050357s.jpg 


15:00に無事登山口に戻ってきました。 ちょうど7時間の行程でした。
背負子を下ろして見ると灰で白くなっていました。 
着替えを済ませ大野原林道を垂水市に戻ります。 途中、林道脇のススキがきれいでした。

P1050373s.jpg 


垂水市新御堂の県道71号線沿いにある「垂水千本イチョウ」に立ち寄ってみました。
朝通ったときは時刻も早かったので誰もいませんでしたが、見物の車が道路まであふれています。
ここは中馬さんといわれるご夫婦が荒廃していたこの地を昭和53年から毎年少しずつ切り開きイチョウを
植え育ててこられ、今では1200本のイチョウが秋には見事な黄葉を見せてくれる垂水市の名所になって
いるそうです。 

121125-P1050380s.jpg  



P1050383s.jpg 


写真ではそのスケール感をお伝え出来ないのが残念です。

P1050388s.jpg 


垂水港のフェリーターミナルから眺める本日のサンセット。 

P1050399s.jpg 


これ、何だか分かりますか?
そうです! 愛車のボンネットに積もった桜島の火山灰です。 周辺地域のご苦労は大変なものだと
感じました。 

121125-P1050406s.jpg  


近くの垂水ベイサイドホテル「アザレア」の温泉で疲れを癒してから霧島市に向かいました。

P1050403s.jpg 


霧島市隼人の人気店「とくだラーメン」に閉店時刻の20:00前に着いたので、薩摩ラーメンを味わうこと
ができました。 

121125-P1050410s.jpg  


とても美味しいラーメンでした。 チャーシューの量も多くてビックリでした。

P1050414s.jpg 


三日間大隅地方を堪能して、隼人東ICから帰路に着きました。 

三日間の走行距離は905km、大隅半島は九州なのに遠いです。 

でも、また行きたい!!!
 



Comment

悟空さんへ 

こんにちは。
悟空さんは開聞岳には興味がなかったのですね(笑)。
遠くから眺めるにはいい山ですが、登山口から7合目までは登りも下りも単調ですし、
どうしても暑いというイメージがありますからね。
開聞岳に限らず鹿児島の山は秋から春の間に登りたいと思ってしまいます。
ここ2年程はエルを連れて行けるかどうかが、山の選択の大きな条件になってしまって
いますが、興味を持って頂いて嬉しいです。
垂水千本イチョウは黄葉のタイミングとしてはちょっと早かったようでしたが、1200本と
いう数には圧倒されましたね。 訪れたのが夕方でしたので、写真を撮るのが難かしくて
上手く撮れませんでした。
自然災害などに見舞われている地域をみると、福岡は住み良いところだと思いますね。 
その福岡も7年前には大きな地震がありましたが・・・。
  • posted by higetias 
  • URL 
  • 2012.12/12 16:25分 
  • [Edit]
  • [Res]

NoTitle 

こんにちは^^
素晴らしい山ですね。
開聞岳にはあまり興味がなかったのですが
higetiasさんんたちが行かれる山にはとても魅力があります。
夕日の光に照らされる銀杏並木本当に素晴らしかったでしょうね。
フェリーは朝日や夕日を眺めたりゆっくりとした時間が流れていいですね^^
車に積もった灰...地元の方は本当に大変でしょうね...
  • posted by 悟空さん 
  • URL 
  • 2012.12/12 13:56分 
  • [Edit]
  • [Res]

RE:楽しませていただきました。 

うすきハッピーリタイアメント さん、こんにちは。
いつも励みになる暖かいコメントありがとうございます。 感謝いたします。
大隅地方への山行はここ3、4年温めていたにもかかわらずなかなか実現できなかったのですが、
今回やっと行くことができました。
高隈山の縦走路は確かにところどころ祖母・傾の縦走路に似た場所もありますね。ただスケール
が小さく登山道も祖母・傾きに比べれば歩き易く感じました。 
御岳で会った人の話では、御岳は南側のテレビ塔下登山口からのルートは比較的アプローチもし
易く登山者も多いようですが、縦走する人は意外と少ないようです。 御岳は昨年新たに百名山
になったのでなお更かも知れませんね。
北部九州ではとっくに枯れてしまったアザミやすすきにこの時期出会えるとは、鹿児島は南国だ
と実感しました。 特に佐多岬ではそう思いました。
垂水千本イチョウは観光されている人の多さに誘われてたまたま立ち寄ってみたのですが、それ
は見事なイチョウ園でした。 個人でよくぞここまで・・・、と感服しました。 帰宅直後にNHKで
紹介されていたのを見て、多くの人が訪れる観光名所なのだということに納得した次第です。
火山灰を見て桜島周辺で生活されている方々の苦労のほんの一端を垣間見ただけですが、自然
が相手ですから桜島に限らず自然被害のある周辺の人は上手く付き合っておられるのでしょうね。

PS:
昔から文章力、表現力に乏しいので、自分が感じた感動などをどう表現したら皆様にお伝えでき
るのかと頭を悩ませながら、毎回後から反省することばかりです。 皆様の記事を見て勉強する
毎日ですが、継続こそが上達への道と信じて細々と頑張るつもりです。 
今後ともよろしくお願いします。
  • posted by higetias 
  • URL 
  • 2012.12/12 12:55分 
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  • [Res]

楽しませていただきました。 

 higetias&mamatiasさん、おはようございます。
鹿児島県の山は開聞岳だけに登ったのみで、今回山行された九州百名山の大箆柄岳&御岳の知識は皆無で、九州百名山地図帳を開いてみてやっと理解できました(笑)。縦走路のお写真を拝見して感じましたことは祖母・傾山の縦走路見たいと思いました。歩いてみたくなる縦走路です。
登山者で賑わってる山頂流石に九州百名山ですね。
ツチトリモチとツチグリには未だに出会いがありません。いつ会えるか楽しみです。すすきの綺麗なお花がこの時期に観賞できるとは鹿児島は南国なのですね。
垂水千本イチョウはテレビでちらっと見ましたがこの地だったとは知りませんでした。見事なイチョウ園ですね。鹿児島湾の夕照には胸が高まりました。素晴らしい光景を見せていただきありがとうございました。
鹿児島の方は桜島のは灰と上手く付き合っておられるのでしょうね。
グルメ通なのでよく人気店をご存知ですね。本当に美味しそうです。
見処満載の山レポート楽しませて頂きました。
  • posted by うすきハッピーリタイアメント 
  • URL 
  • 2012.12/12 06:26分 
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