higetiasのエンジョイ・ライフ

 higetias&mamatiasの日々徒然・・・

Entries

棚田を縁取る彼岸花(2017/09/18)

2017/09/18(Mon)



台風18号が日本列島を縦断して生憎の三連休となったが、最終日の今日は朝から青空が戻ってきた。
夏のような暑さに山を止めて、棚田に咲く彼岸花を見に行くことにした。

まず向かったのは八女市黒木町の「ヨシビの棚田」。
稲穂が実る田んぼを縁取るように咲く彼岸花だが、まだつぼみも多く最盛期には少し早くかったようだ。

        170918-1IMG_1856.jpg



170918-1IMG_4677.jpg


順路の標識に従って棚田の間の道や畔を歩きながら撮影ポイントを探すが、なかなか見付からない。

170918-1IMG_4641.jpg



170918-1IMG_1757.jpg



170918-1IMG_4642.jpg



        170918-1IMG_1756.jpg



170918-1IMG_1784.jpg



170918-1IMG_4660.jpg



170918-1IMG_4656.jpg



        170918-1IMG_4679.jpg



        170918-1IMG_1793.jpg


「彼岸花に主役を譲ってなるものか」と言わんばかりにゲンノショウコが咲いていた。

170918-1IMG_4638.jpg


土手に咲いていたこの花は?  
葉っぱが無かった(確認できなかった)のでヤブランではないと思うのだが。

          ツルボ(教えて教えて頂きました。)
          170918-1IMG_4650.jpg


彼岸花と稲に慣れた目に茶畑の緑が一層濃く映った。

170918-1IMG_4694.jpg


        「エルちゃん、次に行ってみようか!」
        170918-1IMG_1865.jpg



次に向かったのは星野村の「鹿里(ろくり)の棚田」。

170918-2IMG_1871.jpg



170918-2IMG_4732.jpg


ここもやはり最盛期には少し早かった。
今年は花が少ないのかと思ったが畑仕事に向かう地元のおばあさんに聞くと、見頃は今週末ぐらいだろう
とのことだった。 やはり彼岸花は彼岸の中日辺りが一番見頃なのかも知れない。

170918-2IMG_4699.jpg



170918-2IMG_4702.jpg



          170918-2IMG_4705.jpg



          170918-2IMG_4710.jpg



170918-2IMG_4714.jpg



          170918-2IMG_1919.jpg



          170918-2IMG_1912.jpg



          170918-2IMG_1907.jpg



170918-2IMG_4724.jpg


今週末には彼岸花まつりが予定されている。
駐車場も狭いのでシャトルバスも運行されるようだ。  

          170918-2IMG_4703.jpg


2ヶ所とも花の数は物足りなかったが見物者の数もそれほど多くなく、ゆっくりと見て回ることができた。  

それにしても、今日は暑かったなぁ!


CommentList

英彦山(2017/09/10)

2017/09/10(Sun)


英彦山中岳山頂
170910P1110371.jpg


1週間後に南アルプス遠征を控えた信ちゃん&俊ちゃんが今日は英彦山を歩くというので、kuuさんと
同行することに。  mamatiasは今月から織物を再開して今日は教室があるので山は休み。

9時過ぎに別所駐車場に集合。 
駐車場にMさんの車も止まっていたらしいのでどこかで会えるかもと思いながら出発。
奉幣殿でご神水を頂いて正面道を上がる。  涼しい風に時折癒されるが、風が止まると暑い。

     170910P1110357.jpg


途中でコフウロの花を撮りながらしばし休憩。

     170910P1110362.jpg


     170910P1110367.jpg



          170910P1110369a.jpg



     170910P1110370.jpg


中岳山頂のテーブルに座っているMさんに声を掛けると驚いていた。
英彦山で良くお会いするK田さんも来られて一緒に昼食を摂る。 
1時間ほど談笑したあと皆で下山ルートを相談の上、マイナールートを下る。

              170910P1110374v.jpg


     無名窟
     170910P1110375.jpg


K田さん曰く、ツチアケビの実は薬用酒の材料になるらしい。

              170910P1110397.jpg



     170910P1110399.jpg


ソバナの開花は昨年より遅かったようだが、それでもやや終わり掛けていた。

     170910P1110391.jpg


     170910P1110389.jpg


冗談でMさんをいじって皆で大笑いしながら別所に戻って解散。
皆さん、楽しいひと時をありがとうございました。
信ちゃん&俊ちゃん、来週は天気が良いといいですね~。
 

エルを連れて天山へ(2017/09/09)

2017/09/09(Sat)


     ススキと秋の空
     170909IMG_1551.jpg


天山山頂
170909IMG_1636.jpg



9月になって夏の暑さが一段落すると何故か天山の山頂台地を歩きたくなる。

遠征から帰って中三日、爽やかな秋晴れの空の下エルを連れて出掛けることにした。
エルと一緒に歩くのは6月18日の三俣山以来。 今日は七曲峠からは初めてというkuuさんも一緒。
10時前の七曲峠は車がいっぱい。 天川登山口や上宮登山口からもたくさんの登山者が登っているに
違いない。

     170909IMG_1527.jpg


夏はうっそうとしている取付きも草が刈られて歩き易くなっていた。

     170909IMG_1529.jpg



     170909IMG_1531.jpg



     170909IMG_1533.jpg


木立のなかの登山道をのんびりと40分ほど歩いて標高800m付近まで来ると視界が開けてくる。

170909IMG_1535.jpg


山頂台地も見えてきた。

170909P1110316.jpg


この付近から花も見られるようになるが、今日は花の写真はmamatiasに任せてエルとの歩きを楽しむ。 
以前はヤマホトトギスやホゾバノシュロソウが登山道の両脇にたくさん咲いていたが、笹と一緒に刈られて
しまっているようだ。

     ノササゲ
     170909IMG_1554s.jpg


シギンカラマツ                         ドングリ
170909IMG_1545s.jpg170909IMG_1558s.jpg


     シロヤマギク
     170909IMG_1569.jpg


ホソバノシュロソウ                       メイゲツソウ
170909IMG_1573s.jpg170909IMG_1577s.jpg



     170909IMG_1590.jpg


マツムシソウ
170909IMG_1580.jpg


          170909IMG_1581.jpg


          170909IMG_1584.jpg


キュウシュウコゴメグサ
170909IMG_1611.jpg


トリカブトはまだ小さく色付いてもいなかった。

          170909IMG_1624.jpg


ヤマホトトギス
170909IMG_1635.jpg


          170909IMG_1630.jpg


天山北壁を眺める。  北岳バットレスにも負けない迫力だ。

     170909P1110323.jpg


天山山頂
170909P1110325.jpg


山頂に着いたときは陽射しが強かったが、そのうちうす雲が広がり陽射しも柔らかくなった。
昼食&食後のデザート&コーヒーなどを楽しみながら1時間以上ものんびりと過ごす。

     170909P1110328.jpg


気が付くと珍しくエルも気持ち良さそうに昼寝をしていた。

170909IMG_1645.jpg


いつまでも居たい気分に見切りを付け重たい腰を上げようとしていたら、おとなしいワンコがエルに気付い
て近付いてきた。

     170909IMG_1649.jpg


          「エルちゃん、出発するよ」
          170909IMG_1652.jpg



170909IMG_1666.jpg


復路でも花を撮りながら・・・。

          白いツルリンドウ
          170909IMG_1693.jpg


170909IMG_1689.jpg


          メイゲツソウ
          170909IMG_1682.jpg


     ノササゲの実
     170909IMG_1697.jpg


遠くてはっきり判らないがボタンヅルかな。

     170909IMG_1699.jpg


     ノダケ
     170909IMG_1716.jpg


     ゲンノショウコ
     170909IMG_1712.jpg


出発するときは気が付かなかったが登山口近くでヤマホトトギスがたわわに花を付けていた。

170909IMG_1719.jpg


遠征後に近場の山の良さを改めて感じた一日でした。


CommentList

白峰三山縦走最終日(2017/09/05)

2017/09/05(Tue)


北岳バットレス
170905IMG_4601.jpg



夜半から強風が吹き荒れていた所為ばかりではないが、昨夜は前日ほどには眠れなかった。
隣に寝ていた男性は照明が点灯する前に早立ちして行ったが、我々は今日も朝食が5:40からの第2班に
回されたので時間はたっぷりある。
強風の中外に出てみると昨日同様雲海の上に富士山が見えていたが、朝焼けは昨日ほどではなかった。

170905IMG_4576.jpg


170905IMG_4578.jpg


昨日の夕食の第2班は満席になるほどの登山者がいたが、今朝の朝食の第2班は9名だけだった。
登山者の姿も疎らになった6:12、2晩お世話になった山荘に別れを告げて広河原に向けて出発する。

     170905P1110210.jpg


(本日の行程)
北岳山荘(6:12)~吊尾根分岐(7:03)~八本歯のコル(8:00-8:02)~左俣源頭部(8:32)~
二俣(9:28-9:36)~白根御池分岐(10:50)~広河原(11:12)
行動時間:5時間00分  歩行時間:4時間36分(休憩:24分)
歩行距離:7.5km   累計標高差:(+)391m (-)1752m

(Route-Map)                   (標高グラフ)
20170905北岳山荘~左俣コース  20170905北岳山荘~左俣コースG
(クリックで拡大)


昨日の夕食時に山荘のスタッフから、八本歯のコルに向かうトラバース道が途中に落石の可能性のある
大岩が確認され通行禁止になっているため吊尾根分岐まで上り返して八本歯のコルへ行くように言われ
ていたので、強風のなか吊尾根分岐まで220mを上り返す。

170905P1110214.jpg


振り返ると昨日の北岳同様、間ノ岳が「また来いよ!」と言わんばかりに見送ってくれているようだった。

170905P1110216.jpg


mamatiasも今日は体調が元に戻ったようで、それほど遅れることなく付いて来る。

170905P1110219.jpg


170905P1110220.jpg


170905P1110222.jpg


     タカネシオガマ
     170905IMG_1153.jpg

              ミネウスユキソウとチシマギキョウ
              170905IMG_1156.jpg


吊尾根分岐(3100m)に到着。  ここから八本歯のコルまで、上って来た分だけ下る。

     170905P1110225.jpg


トラバース道の通行止めを知らせる張り紙が貼られている。

     170905P1110227.jpg


富士山や間ノ岳を眺めながら下って行く。

170905IMG_1159.jpg


170905IMG_1170.jpg


9月にもなると見掛ける夏の花の種類も少なくて、同じような花ばかり。

     ミネウスユキソウ
     170905IMG_4583.jpg

     イワベンケイ
     170905IMG_4584.jpg

     キンロバイ
     170905IMG_1174.jpg


八本歯のコルへと落ち込む北岳の東斜面
170905P1110234.jpg


          170905P1110235.jpg


圧倒的な迫力のバットレスが見えてきた。
風が治まって来たので岩場の途中でウィンドジャケットを脱ぎしばし撮影タイム。

          170905IMG_1179.jpg


バットレスに果敢に挑むクライマーの姿が小さく見えた。

170905IMG_4592.jpg


今日は八ヶ岳連峰も見えている。

170905IMG_1190.jpg


何も言うことがない眺め。  やはり富士山は見ている方が絵になる。

170905IMG_1188.jpg


目の前には鳳凰三山も。 オベリスクも小さいがはっきりと確認できる。

170905IMG_1191.jpg


     真っ赤に色付いたナナカマドの実
     170905IMG_1193.jpg


          170905P1110236.jpg


     岸壁の岩肌にへばり付くように咲くタカネビランジ
     170905P1110237.jpg


八本歯のコルの少し手前に掛けられた梯子状の長い丸太階段を下る。 

170905P1110240.jpg


八本歯のコルに下り付いて振り返ると後続の登山者が長い階段を下りているのが見えた。

     170905P1110248.jpg


170905P1110246.jpg


間近に見るバットレスがカメラに付けていた標準レンズでは納まりきれないので、ここでザックから広角レン
ズを取り出して交換していると、昨日二度目の間ノ岳の山頂で会った単独テン泊の若い女性が上から下り
て来たので、言葉を交わして先を譲る。

170905P1110258.jpg


広角でバットレスの全景を撮るが正面からではないので、実際に見るほどの迫力が伝わらない。

170905IMG_4606.jpg


八ヶ岳連峰
170905IMG_1206.jpg


途中で登って来る登山者数人に道を譲りながら、数え切れないほどの丸太の階段を足を踏み外さないよう
に下って左俣の源頭部へと下り付く。  この先も急な下りは続くが階段下りはこれで終わり。

170905P1110267.jpg


滑り易い急斜面を下って行く。  縦走者以外は左俣を上りに使う人が多いのも頷ける。

170905IMG_1212.jpg


9月になっても残る雪渓だが、谷の左側に付けられた登山道には全く雪はなかった。

170905IMG_1216.jpg



170905IMG_4610.jpg


     ソバナ
     170905IMG_1219.jpg

     タカネナデシコ
     170905IMG_1224.jpg


二俣が見えてきた。  ここで小休止を取りさらに下る。

170905P1110277.jpg


     往路でも目にしていたフジアザミ
     170905IMG_4615.jpg


帰りの飛行機は最終便を予約していたので広河原山荘でゆっくりして14時発の甲府行のバスに乗る予定
だったが、mamatiasが12時のバスに間に合ったら羽田で早い便に乗ろうと言うので、先行する登山者に
次々と道を譲ってもらいながら広河原へと急ぐ。

170905IMG_1232.jpg


広河原山荘に到着したが休む間もなく広河原インフォーメーションセンターへと向かう。

     170905P1110287.jpg


     170905P1110288.jpg


「さらば北岳、また来る日まで!」
170905IMG_4617.jpg


北岳山荘を出発してちょうど5時間、11:12に広河原インフォーメーションセンターに到着。
甲府行のバスのチケット(1950円)+南アルプスマイカー規制利用者協力金(100円)を購入して、12時発
の乗車待ちの状況を確認するとまだ十分に余裕があるというのでひと安心。
コインロッカーに預けていたサンダルに履き替え、トイレで着替えてからバス停に早めに並ぶ。

1台目は甲府まで行く登山者優先、2台目は芦安駐車場までの折り返し。
25席ほどのシートは甲府まで行く登山者で満席になり、5人ほどが立つことに。
乗合タクシーとバスでは料金は僅か70円しか違わないし、バスは基本的にザックを自分の膝の上に置か
なければならないので、広河原~芦安間なら乗合タクシーに乗る方が楽で良い。

     170905P1110298.jpg


甲府駅で駅弁とビールを買って、予定していた「かいじ114号新宿行」(14:25発)の指定席に乗り込む。

170905page01.jpg


新宿から山手線、京急と乗り継いで羽田空港に着いたのは17時過ぎ。

170905IMG_1235.jpg


予約していた最終便より3本早い便に変更が出来たので、21時過ぎには自宅に帰り着くことが出来た。

足音を聞き付け鳴き出すエルの声が家の外から聞こえている。

「エル、ただいま~。 お留守番ありがとうね!」


CommentList

白峰三山縦走二日目(2017/09/04)

2017/09/04(Mon)


5:04
170904IMG_4467.jpg



夜中に何度か目が覚めはしたが、たっぷりと10時間は寝た。
山荘の朝は早い。 4:30の点灯の30分前に起きると周りにはライトを点けて準備をしている登山者の姿も
ある。 我々の朝食は5:40からなので慌ててもしかたがない。
4:45頃外に出てみると八本歯のコルの辺りが焼け始めていた。
今日は曇りの予報だったが雲海の上に太陽が顔を出してくれそうだ。 

5:05
170904IMG_4469.jpg


昨日は見ることができなかった富士山も雲海の上に顔を出してくれた。
山の上から見る夜明けはどこの山から見てもそれほど変わらないと思うのだが、富士山を見ながらという
のはやはり格別だ。
寒さに耐えながらしばらくは素晴らしい夜明けを楽しむ。 

5:08
170904IMG_0973.jpg

5:11
170904IMG_4485.jpg

5:11
170904IMG_0982.jpg

5:17
170904IMG_4491.jpg


朝食を済ませて弁当(1000円)と、水2.5L、雨具その他の必需品など二人分の荷物をmamatiasのザック
に入れ、あとの荷物は廊下にデポして当初計画の出発時刻に40分遅れの6:17に山荘を出る。
今日は農鳥岳まで往復する予定だが、mamatiasの体調は果たして・・・。

     170904IMG_1004.jpg


(本日の行程)
北岳山荘(6:17)~中白峰山(7:00-7:06)~間ノ岳(8:06-8:17)~農鳥小屋(9:22-9:32)~
西農鳥岳(10:27-10:36)~農鳥岳(11:07-11:12)~西農鳥岳(11:45-11:56)~農鳥小屋
(12:36-12:57)~間ノ岳(14:26-14:32)~中白峰山(15:33-15:38)~北岳山荘(16:07)
行動時間:9時間50分  歩行時間:8時間25分(休憩:85分)
歩行距離:14.8km   累計標高差:(+)1497m (-)1491m

(Route-Map)                   (標高グラフ)
20170904北岳山荘~農鳥岳往復  20170904北岳山荘~農鳥岳G
(クリックで拡大)


山荘を出て振り返ると北岳が見送ってくれた。

     170904IMG_1005.jpg


今日は一日曇りの予報だが、今のところガスもなく稜線からは周りの山々が良く見えている。
カメラだけを肩から下げ空身で歩くmamatiasの体調を測りながらゆっくりペースで高度を上げていく。

左から仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、北岳
170904IMG_4509.jpg


仙丈ヶ岳の後方に北アルプスの稜線が長々と横たわっている。

170904IMG_1022.jpg


北岳を挟んで左に甲斐駒、右に鳳凰三山
170904IMG_4522.jpg


鳳凰三山
170904IMG_1040.jpg


一つ目のピーク中白根(峰)山(3055m)に到着。

     170904P1110138.jpg


日本一の高峰富士山と第四位の間ノ岳。
左手には第二の北岳も見えているのだが、残念ながらカメラのレンズには納まらない。

170904IMG_4523.jpg


間ノ岳まではアップダウンを繰り返しながら1時間の距離。

170904IMG_4524.jpg


170904IMG_4526.jpg


歩いてきた稜線を振り返る。

170904IMG_4529.jpg


左に見えるのは中央アルプスの稜線。

170904IMG_4531.jpg


二つ目のピーク間ノ岳(3189.5m)に到着。 ここまでは設定タイム通り順調だ。

     170904P1110143.jpg


170904IMG_1051.jpg


ここで最初の選択判断。
この先農鳥小屋までは約400m下らなければならない。 と言うことは復路に登り返しが待っている。
時間的にはまだ余裕があるがどうするかmamatiasに確認すると、登り返しを覚悟の上で先へ行くと言う
ので眼下に見えている農鳥小屋に向けて下り出す。 

170904IMG_4540.jpg


農鳥小屋から延びる稜線の先に見える西農鳥岳を眺めながらひたすら下る。
右の方には塩見岳や荒川三山の山塊も見えている。

170904IMG_4542.jpg


三国平への分岐を過ぎると農鳥小屋まではもう一息だ。

170904P1110151.jpg


170904IMG_1058.jpg


農鳥小屋に到着。 mamatiasはここでも取り合えず西農鳥岳までは頑張ると言う。 

170904P1110156.jpg


水のほかにアクエリアスの500mlを一本持ってはいたが、念のためにここで一本購入しようと思って売店に
近づいて行くと、母屋の方からオヤジさんが電話で話している声が聞こえてきた。
しばらく待ってみるが話が終わりそうにない。 その間mamatiasは昔方式のトイレで用を済ませてきた。
途中で声を掛けたら叱られそう(笑)だったので、購入を諦めそのまま出発。

170904P1110157.jpg


農鳥小屋がかなり小さくなってきた。

170904IMG_4544.jpg


標高3000mを超える日本一高い稜線歩きと言ってもずっと3000m以上を歩くわけではなく、標高差
390m、250mを始めいくつものアップダウンを繰り返す。 ましてや往復縦走となるとそれを2倍繰り
返さなくてはならない。  間ノ岳の姿を見ながらその登り返しを考えると気が重くなってしまう。

170904IMG_4545.jpg


農鳥小屋が遥か下に見える凄い高度感だ。

          170904P1110162.jpg


西農鳥岳の山頂(左端)が見えてきた。

170904IMG_4547.jpg


三つ目のピーク西農鳥岳(3051m)に到着。 

     170904P1110165.jpg


未だに雲海の上に顔を出している富士山の手前に目指す農鳥岳の平な山頂が見えているが、mamatias
はここで待っていると言う。 
農鳥岳まではあと40分の距離で途中の稜線は見た目にはなだらかに見えるのだが、実際は結構なアップ
ダウンがあり、往復するとなると1時間半は要しそうだ。 
ここからの復路のことを考えると無理もさせられないので、mamatiasとザックをデポして独りで往復するこ
とにして、足早に農鳥岳へと向かう。

170904IMG_4548.jpg


四つ目のピーク農鳥岳(3026m)に到着。 
白峰三山最後の山頂からの眺めをほんのしばらく堪能して、感慨に浸る暇もなく山頂標識の写真だけを
撮ってから引き返す。

     170904P1110171.jpg


戻る途中で、昨日の右俣の上部でお会いしたあとここまで抜きつ抜かれつしながら何度も再会した男性二
人連れとすれ違う。 一人がかなり疲労しているようだが農鳥岳を越えたあとは大門沢小屋まで下るだけ。 
羨ましく思いながら、お互いに今後の健闘を期してお別れする。

170904P1110174.jpg


西農鳥岳はまだあんなに高くて遠いのか。

170904P1110175.jpg


higetiasを待つ間mamatiasは写真を撮ったり通過する登山者と言葉を交わしたりしていたようだ。

              トウヤクリンドウ
              170904IMG_1064.jpg

     イワベンケイ
     170904IMG_1066.jpg


威圧してくるような間ノ岳の大きな山体
170904IMG_1067.jpg


富士山の手前に農鳥岳
170904IMG_1076.jpg


間ノ岳と北岳。 八本歯のコルも雲に呑み込まれている。

170904IMG_1079.jpg


170904IMG_1092.jpg


そして、higetiasがそこまで戻ってきている。

170904IMG_1093.jpg


五つ目のピーク、二回目の西農鳥岳山頂。

     170904P1110177.jpg


農鳥小屋へと250m下って行く。

170904IMG_1096.jpg


途中で一匹のサルに遭遇。  折角ならサルより雷鳥に会いたい。

170904P1110182.jpg


農鳥小屋に下り付く。

170904P1110183.jpg


テント場の近くで弁当を広げる。 受け取ったときずっしりとした弁当だなと思っていたら、大きめのお茶が
入っていた。 重いはずだ。

     170904P1110185.jpg


手早く食事を済ませて、間ノ岳への長い上りに取り掛かる。

170904IMG_1105.jpg


170904IMG_1108.jpg

一歩、また一歩
170904IMG_1109.jpg


170904P1110193.jpg


間ノ岳の山頂が近くなると花を撮る余裕も出てきた。

     イワツメグサ
     170904IMG_1094.jpg

チングルマの花後                       チシマギキョウ
170904IMG_1113.jpg170904IMG_1118.jpg


間ノ岳の山頂が見えてきた。 
もうこの時間、誰もいないと思っていたので登山者の姿を見ると少しほっとした。

     170904P1110197.jpg


六つ目のピーク、二回目の間ノ岳山頂。

     170904P1110198.jpg


居合わせた登山者と少し話をして、前後して最後のピーク中白根山へ向かう。

     オンタデ
     170904IMG_4557.jpg

     タカネヤハズハハコ
     170904IMG_4558.jpg

              ミヤマアキノキリンソウ
              170904IMG_4559.jpg


170904P1110203.jpg


     170904IMG_1125.jpg

トウヤクリンドウ
170904IMG_4561.jpg

     タカネシオガマとコバノコゴメグサ
     170904IMG_1128.jpg


山頂でお会いした登山者と我々が最後でしょうね~と話していたのだが、途中でまだこの時刻間ノ岳を目指
す登山者と次々にすれ違い、「あとどのくらいですか?」と聞かれる。 
なかにはヘロヘロの人もいて、「心が折れそう!」と言いながら去って行く。 帰りは大丈夫かと心配になる。

七つ目のピーク、二回目の中白根山の山頂に到着。 あとは北岳山荘まで下るだけ。

              170904P1110206.jpg


あとはさっさと下って山荘へ帰り着く。
往復する間に、雷鳥に出合ったと言う登山者に何人か会ったがタイミングが悪かったのか、運が悪かったの
か、結局今日は雷鳥を見ることはできなかった。  明日に期待するとしよう。

行動時間、歩行時間とも設定タイムよりそれぞれ10分多かっただけで、ほぼ予定通りで歩くことができた。 
予定外はmamatiasが農鳥岳まで行けなかったことだが、本人は西農鳥岳で出会った登山者から、西農鳥
に登ったら農鳥には行かなくても・・・と言われて、それで満足していたようだ。
農鳥岳は西農鳥岳に付随する山と見なされて3000m峰にも数えられていないので人気がないのだろう。

     170904IMG_1132.jpg


宿泊の手続きを済ませてから外のベンチで缶ビール(600円)で乾杯!
デポしていたザックの中からツマミも持ってきて・・・。

170904P1110209.jpg


隣で盛り上がっていた山形県からの5人グループの皆さんに誘われて夕食までご一緒することに。
夕食を済ませて部屋へ戻ろうとしていたらこのグループにまた誘われて、再びご一緒することになった。
持参されていた焼酎やメンバーの一人の奥さまの手製という鮭の燻製まで頂いて、いろいろと話をする
ことができて楽しい時間だった。 鮭の燻製の味が美味で、最後は袋ごと頂いた。

18時半頃部屋に戻ったが昨日のように早くは眠れなかった。

明日は八本歯のコルから左俣を下って広河原へと戻る。


CommentList

白峰三山縦走一日目(2017/09/03)

2017/09/03(Sun)


北岳
170903IMG_4344.jpg



日付が変わる頃に起きて準備を済ませ、予定通り1時過ぎに義弟宅を出る。
コンビニで朝食と昼食分の食糧を調達し、空いた中央道を甲府昭和ICで下りて市営芦安駐車場(無料)に
着いたのは3時頃。 我が家から九重まで行く感覚だ。  マイカーが入れるのはここまで。
第8駐車場まである駐車場はバスや乗合タクシー乗り場に近い第1から第5まで既に満車で、第6駐車場
に止める。 

     170903P1100989.jpg


乗合タクシーの出発は5:10だが、周りの車からは登山者が続々と出発して行く。 
社内で早い朝食を摂り登山靴に履き替えて乗合タクシー乗り場まで急坂を10分ほど上がって行くと、既に
多くの登山者が列をなしていた。

     170903P1100993.jpg


タクシーを待つ間に準備していた登山届を提出する。
4時半頃には乗合タクシーが続々と駐車場に入ってきて、誘導係員が個人やグループの人数を確認しなが
ら9人まで乗れるタクシーに手際よく振り分けて行く。 列の真ん中ほどに並んでいた我々も5台目の車に乗
ることができた。  出発まで30分ほど車内で待つ。

     170903P1100994.jpg


途中の夜叉神峠登山口で5時半にゲートが開くのを待って広河原に着いたのはちょうど6時だった。
ここで北沢峠まで行くバスを待つ義弟と別れて、インフォーメーションセンターのトイレに立ち寄るとコイン
ロッカー(小:200円)が空いていたのでザックに詰め込んでいたサンダルをデポする。

白峰三山縦走は広河原から出発して奈良田に下山するのが一般的だが、下山日の5日が平日で奈良田
から広河原に行くバスが8:30と15:30に2本しかなく、15:30では甲府まで戻れてもその日のうちに福岡
に帰る飛行機には到底間に合わない。 かと言ってタクシーを予約するほどの贅沢もできない。
そういう訳で農鳥岳までピストンして広河原へ下山することにしたのだ。

     170903IMG_0813.jpg


(本日の行程)
広河原(6:25)~白根御池分岐(6:50)~大樺沢二俣(9:00-9:25)~(途中で休憩&昼食0:45)~
草すべりルート出合(11:55)~小太郎尾根分岐(12:15-12:35)~北岳肩の小屋(13:23-13:43)~
北岳山頂(14:40-14:55)~八本歯のコル吊尾根分岐(15:17)~北岳山荘(16:05)
行動時間:9時間40分   歩行時間:7時間25分(休憩:135分)
歩行距離:8.75km    累計標高差:(+)1775m (-)370m

(Route-Map)                     (標高グラフ)
20170903北岳右俣コース  20170903北岳右俣コースG
(クリックで拡大)

インフォーメーションセンターを6:25に出発し南アルプス林道のゲートを抜けて行く。

     170903P1100998.jpg


ゲートを抜けるとすぐに左手を流れる野呂川の向こうに目指す北岳の雄姿が見えてくる。
ここから単純標高差1664mを上がって行くのかと思うと自然と気合が入る。

          170903IMG_0821.jpg 


すぐに林道から分かれて左のスロープを下り、野呂川に架かる吊り橋を渡る。

     170903P1110001.jpg


              170903IMG_0827.jpg


吊り橋を渡り右に進むとすぐに広河原山荘が見えてくる。
昨日中にここまで来て前泊し5:40には出発する予定だったが、のっけからのつまずきで約50分の遅れ。

     170903IMG_0828.jpg


多くの登山者が山荘の横を抜けて登山道を上がって行くなか、 今日、明日は長丁場になるのでゆっくり
ペースを守って歩き出すが、最初からmamatiasとの距離が開いてしまう。
花の写真でも撮っているのかと思ったが撮るような花もないし、調子が悪いのかな?

白根御池小屋ルートの分岐を右に見て先に進む。

     170903P1110012.jpg


大樺沢に沿った登山道には夏の花が見られるようになってきた。

              170903P1110017.jpg


              クサボタン
              170903IMG_0839.jpg

     170903IMG_4331.jpg

     オトコエシ
     170903IMG_0840.jpg

     キツリフネソウ
     170903IMG_4614.jpg

     ホソバノヤマハハコ
     170903IMG_0901.jpg


              170903IMG_4340.jpg


白根御池分岐から25分も上ると所どころで視界が開けて北岳が見えるようになるが、mamatiasのペース
は依然として上がらないままだ。

170903IMG_0854.jpg



170903IMG_4346.jpg



          170903IMG_4359.jpg

ミソガワソウ                          ミヤマハナシノブ
170903IMG_4348s.jpg170903IMG_4357s.jpg

     タカネグンナイフウロ
     170903IMG_4350.jpg

              クルマユリ
              170903IMG_4365.jpg


大樺沢の左俣には僅かだが雪渓が残っている。

170903IMG_0881.jpg


振り返ると鳳凰三山の稜線も見えるようになった。

          170903IMG_4367.jpg


大樺沢二俣では多くの登山者が休憩中。
mamatiasは絶不調できつそうだが白根御池分岐からここまでは途中10分の休憩を入れて2時間10分、
設定タイム通りで上がってきた。  ここで登山者は左俣と右俣の二手に分かれるがいずれも急登。
右俣を上がる我々もここでザックを下し急登に備える。

170903IMG_4370.jpg


チップ制仮設トイレに100円を入れて用を済ませてから出発する。

     170903P1110036.jpg


二俣を振り返る。  

170903P1110037.jpg


屈んで写真を撮る余裕はないが花を楽しみながらゆっくり上がる。

     ハクサンフウロ
     170903IMG_4377.jpg

     170903IMG_0895.jpg

     ミヤマシャジン
     170903IMG_4383.jpg
 
     シラネヒゴタイ
     170903IMG_4394.jpg

     ソバナ
     170903IMG_4400.jpg

     オヤマボクチ
     170903IMG_4402.jpg

     センジュガンピ
     170903IMG_4404.jpg

     コバノコゴメグサ
     170903IMG_4405.jpg


              170903IMG_4410.jpg

     コウメバチソウ
     170903IMG_4411.jpg

キタダケトリカブト
170903IMG_4398s.jpg170903IMG_4414s.jpg


途中からガスが出てきたが小休止や昼食休憩を取りながら草すべりコースの分岐まで上ってきた。
ここの標高は2750m、稜線の小太郎尾根分岐まではあと100mほどだ。

     170903P1110052.jpg


ナナカマドも赤い実を付けている。

     170903IMG_4417.jpg


やっと稜線が見えてきた。 

170903P1110056.jpg


小太郎尾根分岐に上がり着くと風が当たり出し寒くなってきたのでウィンドージャケットを羽織る。

170903P1110057.jpg


稜線の東側は雲に覆われていて富士山を望むことはできない。
北に延びる尾根の先には小太郎山が見えているが、その先に見えるはずの甲斐駒も雲に隠れている。
ただ、北西方向の至近距離にある仙丈ヶ岳だけが南アルプスの女王と呼ばれるに相応しい優美な姿を見
せてくれた。

170903IMG_4421.jpg


     170903P1110061.jpg


ここからは北岳の山頂に向けての稜線歩きだが、行く手にはガスが掛かっている。

170903IMG_0929.jpg


小太郎山分岐の標識を通過。 肩の小屋まで0.8km・40分、北岳まで1.5km・1時間20分の表示。

     170903P1110064.jpg


稜線で見掛けるのはイワツメグサ、コバノコゴメグサ、トウヤクリンドウくらいだがあっちこっちに咲いている。

     イワツメグサ
     170903IMG_0930.jpg

     コバノコゴメグサ
     170903P1110067.jpg

     トウヤクリンドウ
     170903P1110071.jpg


たまには色付いたイワベンケイも。

     170903IMG_0935.jpg



170903IMG_4425.jpg


肩の小屋が見えてきた。

170903P1110083.jpg


肩の小屋で20分ほど休憩してから最後の登りに掛かる。

     170903P1110085.jpg


仙丈ヶ岳との間に流れる野呂川との標高差は約1000m。 見下ろすと凄い高度感だ。 

170903IMG_0938.jpg


肩の小屋を振り返る。

170903IMG_4428.jpg


両俣小屋分岐を過ぎる。

170903P1110092.jpg


岩の間にミネウスユキソウが咲いていたがやや見頃を過ぎていた。

     170903IMG_4430.jpg


山頂が近くなると大岩が積み重なった岩場となる。

170903IMG_4434.jpg


170903P1110095.jpg


そして、ついに南アルプスの盟主北岳の山頂が視界に入る。

170903IMG_4435.jpg


14時40分、三等三角点「白根岳」にタッチ。

     170903P1110097.jpg


明治37年(1907年)に設置された三等三角点は100余年の風雪による浸食作用で転倒したため、平成
18年(2006年)に新しい柱石と盤石に取り替えられ、旧柱石と盤石は南アルプス芦安山岳館に保管され
ているとのことだ。

     170903P1110108.jpg


     170903P1110100.jpg


今日の最終目的地北岳山荘まではザレた急斜面を310mほど下って行く。

     170903IMG_0949.jpg


落石防止の丸太が設置してあるが、足を滑らせて落石を起こさないように注意をしながら下る。

170903P1110112.jpg


南に延びる白峰三山の稜線もガスに見え隠れしている。

170903IMG_0952.jpg


          170903IMG_4445.jpg


八本歯のコルへと下る吊尾根分岐(3098m)を通過。  まだあと210mは下る。

     170903P1110115.jpg


170903P1110121.jpg


          170903P1110124.jpg


北岳山頂部と下ってきた吊尾根を振り返る。

170903IMG_4448.jpg


雲の下に僅かに北岳山荘の赤い屋根が見えてきた。(写真中央部分)

170903IMG_4450.jpg


170903IMG_4454.jpg


最後にキンロバイの花が出迎えてくれた。

     170903IMG_4455.jpg


170903IMG_4462.jpg


16時05分、北岳山荘に到着。

     170903P1110134.jpg


     170903P1110135.jpg


歩行時間は設定時間より5分短い7時間25分だったが、休憩を予定より45分多く休憩したため行動時間
は40分長くなってしまった。 
しかし、出発時刻の遅れ、mamatiasの今日のペースを考えればこの時間で歩けたのは良しとすべきかも
知れない。

予約はしていなかったが宿泊の手続きをすると何とか一人布団一枚分のスペースは確保できた。
到着が遅かったため夕食、明日の朝食は第2班に回されそれぞれ17:40、5:40となってしまった。
明日の農鳥岳までの往復も行動時間が9時間40分の予定なので5:30に山荘を出発したかったのだが、
朝食抜きで出るわけにもいかないので仕方がない。

ビールを我慢して夕食までの間に明日の準備を整え、夕食時に缶ビールで今日の疲れを癒す。 
消灯時刻の20時まで特にすることもないので18時から布団に横になっていたらそのまま朝まで眠ってし
まっていた。


明日に続く。




CommentList

左サイドMenu

ティアス&エル

Calendar

08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

New diary

Archive



Profile

higetias

Author: higetias





Mail form

Name:
Mail address:
Title:
Message:

当ブログへのお問い合せはこちらからお願い致します。

右サイドメニュー

Search in the blog

QR code

QR

Counter